日本だけでなく、海外でも信じられている占いをご存知でしょうか。世界的に見て、もっともポピュラーだと言えるのが星座占いです。アメリカでは4分の1の人が星座占いを信じているという調査結果があり、こうした点から見てもポピュラーだと言えます。
星座占いってそもそも何
星座占いというのは、静養占星術を簡略化したものを指します。誰でも簡単に占えるように簡単にしたものが星座占いと言え、だからこそ多くの人々に受け入れられているのです。なお星座占いにおける星座は空に浮かぶ星のことではなく、占星術のサインという概念を指したものです。
サインは全部で12種類あり、いわゆる黄道十二宮にあたります。生まれた日に太陽がどのサインに位置しているか、それによって人の性格や運命などを占うのが星座占いです。
近年は13星座占いに
天文学者のジャクリーン・ミットンが占星術のおかしなところを指摘した13星座論を唱えました。これは1995年のことで、実際はパロディやジョークのようなものだったらしいのですが、こぞって多くのメディアが取り上げたことで、世界中に広まることになったのです。
その結果、13星座論に関する本も多数出版されるように、占星術師たちの中にはへびつかい座を加えた占いを行う者も出てきました。もちろん占星術師の中には、13星座論に対して否定的な人もいます。
しかしこの13星座論の普及で、星座占いから派生した13星座占いが誕生したことも事実です。ただ12星座占いで大多数の人は慣れていたため、すぐに廃れました。
公式に13星座になった
ところが2016年にNASAが12星座にへびつかい座を加えると発表したことで、廃れていたはずの13星座占いが再び注目を集めています。この公式発表により、星座は13種類となり、これまでの星座占いにも影響を与えるのではないかと言われています。
現に星座占いが普及している国では多くの混乱もあったとされています。へびつかい座が加わると、誕生月にズレが生じてしまうため、自分の星座が変わってしまうかもしれません。こうした点も混乱を呼んだ理由です。
12星座占いか13星座占いか
今のところ主流なのは12星座占いです。発表されてからまだ2年ほどの歳月しか過ぎていないため、13星座占いはそこまで広まっているわけではありません。そもsも13星座占いは昔からあったものです。
しかしNASAによると、将来的には13星座占いが主流になるかもしれないとのことです。12星座占いか13星座占い、どちらが主流になるかは分かりませんが、少なくとも星座占いに影響を与えるかもしれない重大発表であったことは間違いありません。
ですが実際のところ、どちらの星座占いを選んでも良いと思われます。好きに決めると良いでしょう。